ハンセン指数 　 　 27854.75　 +31.09 +0.11％
中国本土株指数（旧H株指数） 10890.57 +5.88　 +0.05％
レッドチップ指数 4370.25 +3.01 +0.07％

　13日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が小幅ながら3日続伸している。中国の政策に対する期待感が持続。新型肺炎の拡大による影響に対処するため、当局は景気下支え策を相次いで打ち出している。20日に公表される最優遇貸出金利「ローンプライムレート（LPR）」（事実上の貸出基準金利）の2月分に関しては、3カ月ぶりの引き下げが確実視される状況だ。昨夜の米株が最高値を更新したことも、投資家のリスク選好を強めさせている。
　一方、湖北省の新規感染者数が12日に急増したことに関しては、当局が感染者の認定基準を変更したことによるもので、市場の動揺はそれほどみられていない。
　主要銘柄の値上がり率は、騰訊HD(テンセント・ホールディングス：700/HK)が1.1％、金沙中国(サンズ・チャイナ：1928/HK)が0.9％、申洲国際集団HD(2313/HK)が0.8％、HSBC(5/HK)が0.8％、華潤置地(チャイナ・リソーシズ・ランド：1109/HK)が0.7％など。


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