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2020/02/13 10:59

本土株:上海総合は0.1%高で8日続伸、深センB株は0.3%安 無料記事

 13日の本土マーケットは値上がり。日本時間の午前10時36分現在、主要指標の上海総合指数は前日比3.61ポイント(0.12%)高の2930.51ポイントと8日続伸している。一方、外貨建てB株相場はさえない。上海B株指数が0.83ポイント(0.35%)安の236.63ポイント、深センB株指数が2.77ポイント(0.30%)安の935.26ポイントで推移している。
 中国の経済政策に対する期待感が持続。新型肺炎の拡大による影響に対処するため、当局は景気下支え策を相次いで打ち出している。20日に公表される最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」(事実上の貸出基準金利)の2月分に関しては、3カ月ぶりの引き下げが確実視される状況だ。上海総合指数は、急落する連休直前の株価(1月23日終値:2976.53ポイント)に接近している。
 一方、湖北省の新規感染者数が12日に急増したことに関しては、当局が感染者の認定基準を変更したことによるもので、市場での反応は限定的だ。
 主要銘柄の値上がり率は、保利地産(600048/SH)が3.2%、聞泰科技(WINGTECH:600745/SH)が2.1%、洛陽モリブデン(603993/SH)が1.9%、中国中鉄(601390/SH)が1.5%、上海国際機場(600009/SH)が1.1%など。


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