週明け27日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前営業日比8.04ポイント（0.26％）安の3032.93ポイントと続落している。
　企業業績の不透明感が相場の重しとなる流れ。朝方公表された今年10月の工業企業利益総額は前年同月比2.7％増にとどまり、前月の11.9％増から大幅に伸びが鈍化した。影の銀行（シャドーバンキング）の債務問題や、不動産支援策実行に対する不透明感なども依然として漂っている。
　主要銘柄の値下がり率は、新華人寿保険（601336/SH）が3.1％、中国国際金融（601995/SH）が2.2％、保利地産（600048/SH）が1.6％、富士康工業互聯網（601138/SH）が1.4％、隆基緑能科技（601012/SH）が1.3％など。
　外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.34ポイント（0.15％）高の232.29ポイント、深センB株指数が12.17ポイント（1.14％）高の1083.38ポイントで推移している。


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