16日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前日比4.50ポイント（0.16％）安の2881.79ポイントと反落している。
　様子見ムードが漂う流れ。新規の買い材料に乏しい中、あす公表の中国指標を見極めたいとするスタンスが強まっている。17日の取引時間中に、12月の小売売上高や鉱工業生産、23年通年のGDP成長率などが公表される予定。注目のGDP成長率に関しては、22年の3.0％→5.2％に拡大する見通しだ。中国政府の目標達成がほぼ確実視されている。ただ、足元では、12月の金融統計が下振れるなど、経済の先行きが不安視される状況だ。
　主要銘柄の値下がり率は、用友網絡科技（600588/SH）が1.6％、彩虹顕示器件（600707/SH）が1.5％、招商局能源運輸（601872/SH）が1.1％、常州星宇車灯（601799/SH）が1.0％など。
　外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.30ポイント（0.13％）高の227.52ポイント、深センB株指数が0.40ポイント（0.04％）高の1042.19ポイントで推移している。


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