ハンセン指数 　 　 　　　　　　17612.11 -220.71 -1.24％
中国本土株指数（旧H株指数） 6038.65 -78.05 -1.28％
H科技（テック）指数 　　　　　 4008.20 -41.52 -1.03％

　17日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が続落している。阿里巴巴集団HD（アリババ・グループ・ホールディング：9988/HK）株の急落が投資家心理を冷やす流れ。傘下企業の再編計画が遅れると懸念される中、同社株は6.8％安で推移している。同社は16日引け後、宅配スーパー「盒馬（フーマー）」の分離上場計画を保留すると発表。併せて、阿里雲（アリババクラウド）を含む「雲智能集団（クラウド・インテリジェンス・グループ）」を分離上場させる計画は中断すると表明した。また、創業者の馬雲（ジャック・マー）氏は、保有する同社米国預託証券（ADS）の一部を売却する計画――と伝わったことも懸念されている。ほか、米中対立の改善期待がやや後退したことも引き続き売り材料視された。
　ほか、主要銘柄の値下がり率は、新奥能源HD(ENNエナジー：2688/HK)が3.1％、阿里健康信息技術(アリババ・ヘルス・インフォメーション・テクノロジー：241/HK)が2.9％、百度集団(バイドゥ：9888/HK)が2.8％、金沙中国(サンズ・チャイナ：1928/HK)が2.3％など。


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