ハンセン指数 　 　 　　　　　　17408.16 　 -401.50 -2.25％
中国本土株指数（旧H株指数） 6002.55 　 -145.78 -2.37％
H科技（テック）指数 　　　　　 3828.25 　 -92.34 -2.36％

　連休明け3日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が反落している。内外の不安材料が投資家心理を冷やす流れ。米長期金利の急上昇や、中国の景気懸念がマイナス材料だ。週末に官民で公表された景況感指数は、強弱感が分かれている。国家統計局などが集計した9月の製造業PMIは50.2に上向き、半年ぶりに景況判断の境目となる50を回復した。一方、中小企業の割合が多い民間集計の財新中国製造業PMIは予想に反して前月から低下している。中国経済の低迷が意識される状況だ。世界銀行は2日、2024年の中国経済成長率見通しについて、前回予想の4.8％→4.4％に下方修正した。
　主要銘柄の値下がり率は、新世界発展(ニュー・ワールド・ディベロップメント：17/HK)が6.6％、恒基兆業地産(ヘンダーソンランド：12/HK)が4.6％、紫金鉱業集団(ヅージン・マイニング・グループ：2899/HK)が4.5％、中国生物製薬(サイノ・バイオファーマシューティカル：1177/HK)が4.2％、華潤置地(チャイナ・リソーシズ・ランド：1109/HK)が4.0％など。
　一方、中国本土マーケットは中秋節・国慶節の大型連休により、10月6日まで休場となっている。


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