18日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前日比9.83ポイント（0.32％）安の3073.67ポイントと反落している。
　指標発表前に買いが手控えられる流れ。中国では本日、取引時間中（日本時間11時ごろ）に9月の小売売上高や鉱工業生産、第3四半期のGDP成長率などが公表される。内容を見極めたいとするスタンスも強まった。外部環境も不透明。米金利の急上昇や、中東地域の地政学リスクが不安材料だ。ただ、下値は限定的。当局の相場下支え策に対する期待感が続いている。
　主要銘柄の値下がり率は、富士康工業互聯網（601138/SH）が4.5％、人民網（603000/SH）が4.0％、人福医薬集団（600079/SH）が3.9％、中国衛通（601698/SH）が3.0％、中国交通建設（601800/SH）が2.0％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.57ポイント（0.25％）安の229.14ポイント、深センB株指数が0.13ポイント（0.01％）安の1075.79ポイントで推移している。


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