2日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前日比9.97ポイント（0.33％）高の3033.04ポイントと続伸している。
　米長期金利の低下が好感される流れ。昨夜の米債券市場では、米連邦公開市場委員会（FOMC）の結果を受け、米10年債利回りが大幅に低下した。また、中国の景気不安がくすぶる中、「当局は経済対策を強める」との見方も一部で広がったことも支えとなっている。
　主要銘柄の値上がり率は、富士康工業互聯網（601138/SH）が2.2％、紫金鉱業集団（601899/SH）が1.6％、洛陽モリブデン（603993/SH）が1.3％、薬明康徳（603259/SH）が1.2％、宝山鋼鉄（600019/SH）が1.1％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.18ポイント（0.08％）安の229.59ポイント、深センB株指数が0.03ポイント（0.00％）高の1048.04ポイントで推移している。


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