11日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時39分現在、主要指標の上海総合指数が前日比7.23ポイント（0.22％）安の3247.33ポイントと反落している。
　新規の買い材料に乏しい中、内外の不安材料が重しとなる流れ。中国の景気懸念や米中対立の激化、米長期金利の上昇などがマイナス材料だ。ただ、下値を叩くような売りはみられない。中国経済対策に対する期待感は続いている。
　主要銘柄の値下がり率は、新奥天然気（600803/SH）が3.2％、中国国際金融（601995/SH）が2.8％、恒生電子（600570/SH）が1.8％、中信証券（600030/SH）が1.7％、中国中車（601766/SH）が1.5％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.39ポイント（0.14％）安の275.05ポイント、深センB株指数が0.07ポイント（0.01％）高の1208.71ポイントで推移している。


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