26日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時35分現在、主要指標の上海総合指数が前日比7.19ポイント（0.24％）高の3033.50ポイントと4日ぶりに反発している。
　買い戻しが先行する流れ。上海総合指数は前日までの続落で、約3週ぶりの安値を付けていた。当局が人民元安を容認したとの懸念が後退したことや、堅調な企業決算が相次いだことなども支えとなっている。ただ、上値は限定的。米中対立の激化懸念が投資家心理の重しだ。
　個別では、中堅行の招商銀行（600036/SH）が2.0％高。通期決算の増益に加え、配当の増額も予定した。ほか、主要銘柄の値上がり率は、北京兆易創新科技（603986/SH）が3.8％、仏山市海天調味食品（603288/SH）が1.7％、富士康工業互聯網（601138/SH）が1.4％、中信建投証券（601066/SH）が1.4％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.84ポイント（0.33％）高の252.77ポイント、深センB株指数が0.75ポイント（0.07％）高の1083.54ポイントで推移している。


内容についてのお問い合わせは＜info@ashuir.com＞まで。