2023/11/14 11:01
本土株:上海総合は0.4%高で続伸、深センB株も0.4%高
14日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時38分現在、主要指標の上海総合指数が前日比12.01ポイント(0.39%)高の3058.54ポイントと続伸している。
前日の好地合いを継ぐ流れ。中国の景気対策や、米中対立の緩和に対する期待感が引き続き支えとなっている。中国景気の鈍化懸念が強まる中、当局は景気対策を強めるとの見方が広がった。HSBCは最新リポートで、人民銀が15日に実施する「中期流動性ファシリティ(MLF)」で、資金供給規模を拡大する可能性に言及。また、年内に預金準備率を0.5%引き下げる可能性を指摘した。MLF金利については、市場の一部で引き下げ予想も浮上している。
もっとも、上値を買い進む動きはみられない。中国ではあす15日朝方に11月の中期貸出ファシリティ(MLF)金利、取引時間中(日本時間11時ごろ)に10月の小売売上高や鉱工業生産などが公表される。様子見ムードも漂った。
主要銘柄の値上がり率は、上海電気集団(601727/SH)が2.0%、中国人民保険集団(601319/SH)が1.7%、中国アルミ(601600/SH)が1.6%、中国中鉄(601390/SH)が1.4%、富士康工業互聯網(601138/SH)が1.4%など。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.23ポイント(0.10%)高の228.38ポイント、深センB株指数が3.97ポイント(0.37%)高の1071.33ポイントで推移している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
前日の好地合いを継ぐ流れ。中国の景気対策や、米中対立の緩和に対する期待感が引き続き支えとなっている。中国景気の鈍化懸念が強まる中、当局は景気対策を強めるとの見方が広がった。HSBCは最新リポートで、人民銀が15日に実施する「中期流動性ファシリティ(MLF)」で、資金供給規模を拡大する可能性に言及。また、年内に預金準備率を0.5%引き下げる可能性を指摘した。MLF金利については、市場の一部で引き下げ予想も浮上している。
もっとも、上値を買い進む動きはみられない。中国ではあす15日朝方に11月の中期貸出ファシリティ(MLF)金利、取引時間中(日本時間11時ごろ)に10月の小売売上高や鉱工業生産などが公表される。様子見ムードも漂った。
主要銘柄の値上がり率は、上海電気集団(601727/SH)が2.0%、中国人民保険集団(601319/SH)が1.7%、中国アルミ(601600/SH)が1.6%、中国中鉄(601390/SH)が1.4%、富士康工業互聯網(601138/SH)が1.4%など。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.23ポイント(0.10%)高の228.38ポイント、深センB株指数が3.97ポイント(0.37%)高の1071.33ポイントで推移している。
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