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2023/08/14 10:57

本土株:上海総合は1.1%安で続落、上海B株は0.7%安 無料記事

 週明け14日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時36分現在、主要指標の上海総合指数が前営業日比33.66ポイント(1.06%)安の3155.59ポイントと続落している。
 投資家の慎重スタンスが継続する流れ。中国景気の回復遅れや、不動産デベロッパーの債務問題などが懸念材料だ。国内ではこのところ、弱い経済指標の発表が相次いでいる。先週11日に発表された7月の金融統計では、国内金融機関の新規融資が市場予想以上に前月から縮小し、マネーサプライ(通貨供給量)M2の伸びも予想を下回った。人民元安も警戒。米金利上昇を受け、外国為替市場では、対米ドルの人民元が7月上旬以来の元安水準で推移している。
 主要銘柄の値下がり率は、保利地産(600048/SH)が2.6%、長城汽車(601633/SH)が2.3%、中国旅遊集団中免(601888/SH)が1.9%、中国銀行(601988/SH)が1.9%、中国人寿保険(601628/SH)が1.6%など。
 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.87ポイント(0.69%)安の270.40ポイント、深センB株指数が4.20ポイント(0.35%)安の1185.83ポイントで推移している。


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