13日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時36分現在、主要指標の上海総合指数が前日比3.87ポイント（0.12％）高の3140.93ポイントと反発している。
　金融当局の元安けん制スタンスが改めて材料視される流れ。中国人民銀行（中央銀行）指導する金融機関などの業界団体は11日、金融当局が人民元相場の基本的な安定を維持する能力と自信を備えており、「必要時にすぐに行動を取る」と強調した。人民銀は13日、人民元レートの対米ドル基準値を3日連続で元高方向に設定している。原油相場の先高観が強まる中、エネルギー株に買いが先行した。
　主要銘柄の値上がり率は、新奥天然気（600803/SH）が3.2％、海洋石油工程（600583/SH）が2.4％、陝西煤業（601225/SH）が2.4％、中国石油天然気（601857/SH）が1.2％、山西杏花村フェン酒（600809/SH）が1.1％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.04ポイント（0.02％）安の238.64ポイント、深センB株指数が0.43ポイント（0.04％）高の1144.56ポイントで推移している。


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