/ 詳細
検索 (期間指定)
期間
亜州リサーチFacebook公式ページ 亜州リサーチYoutube公式チャンネル

2024/02/28 11:10

本土株:上海総合は0.2%高で続伸、深センB株も0.2%高 無料記事

 28日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時43分現在、主要指標の上海総合指数が前日比6.75ポイント(0.22%)高の3022.23ポイントと続伸している。
 中国の政策動向が材料視される流れ。経済対策の期待感や、当局の相場支援スタンスがプラス材料だ。中国人民銀行(中央銀行)が26日に開いたシンポジウムでは、昨年開催された5年に1度の中央金融工作会議で示された方針の下、ハイテクや環境など主要5分野に対する金融支援を強化する必要性が強調されている。また、中国生保大手の新華人寿保険と中国人寿保険は共同で、中国本土や香港の優良上場企業株に投資する私募ファンドを創設することを明らかにした。ほか、外電が27日報じたところによれば、「国家隊」と呼ばれる中国の政府系投資会社などは昨年末以降、上場投資信託(ETF)の買い増しを進め、ETF買い越し額は既に4100億人民元(約8兆5700億円)を超えているという。
 主要銘柄の値上がり率は、曙光信息産業(603019/SH)が9.2%、信達証券(601059/SH)が8.5%、三六零安全科技(601360/SH)が3.6%、上海復星医薬集団(600196/SH)が2.6%など。
 そのほか、代替肉関連の銘柄群が急騰。索宝蛋白(603231/SH)や嘉華生物科技(603182/SH)、双塔食品(002481/SZ)が寄り付きからストップ高(10.0%)に張り付いている。米代替肉大手ビヨンド・ミートの決算上振れが刺激材料だ。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.02ポイント(0.01%)安の262.50ポイント、深センB株指数が2.06ポイント(0.19%)高の1071.88ポイントで推移している。


内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。

関連ニュース同じカテゴリーのニュース