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2023/11/09 11:01

本土株:上海総合は0.3%高で反発、深センB株は0.4%高 無料記事

 9日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時35分現在、主要指標の上海総合指数が前日比8.38ポイント(0.27%)高の3060.75ポイントと3日ぶりに反発している。
 中国経済対策の期待感が強まる流れ。足元で公表された経済指標が景気の弱さを示す内容となる中、当局は景気支援策を強めるとの見方が広がった。寄り付き直後に公表された10月の中国物価統計は、消費者物価指数(CPI)が前年同月比でマイナス0.2%。市場予想(マイナス0.1%)と前月実績(横ばい)を下回っている。一方、生産者物価指数(PPI)はマイナス2.6%。下落率は市場予想(マイナス2.7%)ほどではないが、前月実績(マイナス2.5%)から拡大している。指数は安寄り後、程なくプラスに転じた。
 主要銘柄の値上がり率は、隆基緑能科技(601012/SH)が2.7%、富士康工業互聯網(601138/SH)が2.6%、中国神華能源(601088/SH)が1.8%、仏山市海天調味食品(603288/SH)が1.2%、中国銀行(601988/SH)が1.0%など。
 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.48ポイント(0.20%)安の233.07ポイント、深センB株指数が4.10ポイント(0.38%)高の1076.26ポイントで推移している。


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