ハンセン指数 　 　 　25122.80　 +33.63 +0.13％
中国本土株指数（旧H株指数） 10242.87 +39.30　 +0.39％
レッドチップ指数 4046.03 +5.36 +0.13％

　週明け20日の香港マーケットは、日本時間の午前10時35分現在、主要指標のハンセン指数が小幅に続伸している。本土株高が追い風。消費促進やインフラ投資推進など、中国政府の経済対策が期待されるなか、この日の本土株は小高くスタートした。ただ、上値は重い。香港域内の新型コロナウイルス感染拡大が不安視されている。香港で19日、新たに確認された新型コロナウイルス感染者が108人（輸入症例を含む）に上り、1日としては過去最多記録を更新した。これを受けて香港政府トップの林鄭月娥（キャリー・ラム）行政長官は同日、新型コロナウイルス感染症対策を強化すると発表している。
　一方、中国で朝方公表された銀行貸し出しの指標となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート（LPR）」は、予想通り前月から据え置き。相場に対する影響は限定的だ。
　主要銘柄の値上がり率は、中国人寿保険(チャイナライフ：2628/HK)が3.3％、舜宇光学科技(2382/HK)が1.7％、創科実業(テクトロニック・インダストリーズ：669/HK)が1.5％、香港交易所(香港証券取引所：388/HK)が1.4％、中国蒙牛乳業(チャイナ・モンニウ・デイリー：2319/HK)が1.3％など。


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