19日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時35分現在、主要指標の上海総合指数が前日比8.87ポイント（0.29％）安の3076.06ポイントと3日ぶりに反落している。
　戻り売りが先行する流れ。上海総合指数はこのところの急ピッチな上昇で、約5カ月ぶりの高値水準を回復していた。米金融政策も気がかり。19〜20日に米連邦公開市場委員会（FOMC）が開催され、政策金利見通しなどが公表される。足元で米長期金利が上昇する中、中国からの資金流出も警戒される状況だ。
　主要銘柄の値下がり率は、無錫薬明康徳新薬開発（603259/SH）が3.7％、富士康工業互聯網（601138/SH）が2.4％、万華化学集団（600309/SH）が2.2％、長城汽車（601633/SH）が1.8％、中国旅遊集団中免（601888/SH）が1.1％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.31ポイント（0.12％）安の262.29ポイント、深センB株指数が0.19ポイント（0.02％）高の1084.61ポイントで推移している。


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