ハンセン指数 　 　 　　　　　　16623.37 +149.73 +0.91％
中国本土株指数（旧H株指数） 5820.32 +65.67 +1.14％
H科技（テック）指数 　　　　　 3471.43 +34.23 +1.00％

　26日の香港マーケットは、日本時間の午前10時35分現在、主要指標のハンセン指数が3日ぶりに反発している。投資家の慎重スタンスがやや和らぐ流れ。当局が人民元安を容認したとの懸念が後退したほか、産業支援策などの経済対策が強化されるとの期待も続いている。中国メディアは25日、当局が近く、新たな不動産テコ入れ策を発表するもよう――と報じた。好業績銘柄の物色もプラス。香港上場企業の決算報告が佳境に入る中、増益や配当増額を予定する企業などに改めて注目が集まった。もっとも、上値は限定的。米中対立の激化懸念が投資家心理の重しだ。
　個別では、本土中堅行の招商銀行（3968/HK）が5.0％高。通期決算の増益に加え、配当の増額も予定した。中国政府系デベロッパーの華潤置地（チャイナ・リソーシズ・ランド：1109/HK）が4.5％高。招商銀と同様に、増益決算と増配を発表している。そのほか、主要銘柄の値上がり率は、龍湖集団HD(ロンフォー・グループ・ホールディングス：960/HK)が4.3％、百度集団(バイドゥ：9888/HK)が4.2％、聯想集団(レノボ・グループ：992/HK)が4.1％など。


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