31日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時37分現在、主要指標の上海総合指数が前日比0.89ポイント（0.03％）安の3136.25ポイントと4日ぶりに反落している。
　新規買い材料に乏しい中、景気懸念が改めて意識される流れ。中国では、不動産デベロッパーや地方政府の債務問題が依然としてくすぶっている。なお、寄り付き直後に公表された中国の今年8月の製造業購買担当者景気指数（PMI）は49.7。前月実績（49.3）と市場予想（49.2）を上回った。
　主要銘柄の値下がり率は、中国電信（601728/SH）が3.0％、東方電気（600875/SH）が2.6％、仏山市海天調味食品（603288/SH）が1.3％、長城汽車（601633/SH）が1.2％、富士康工業互聯網（601138/SH）が1.1％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.88ポイント（0.35％）安の251.85ポイント、深センB株指数が3.22ポイント（0.28％）安の1154.20ポイントで推移している。


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