ハンセン指数 　 　 　　　　　　16323.44 +98.99 +0.61％
中国本土株指数（旧H株指数） 5507.33 +26.51 +0.48％
H科技（テック）指数 　　　　　 3535.26 +50.51 +1.45％

　9日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が6日ぶりに反発している。米長期金利の低下が好感される流れ。米インフレ鈍化が期待される中、昨夜の米債券市場では、上昇が続いていた米10年債利回りが低下に転じている。ニューヨーク連銀が発表した2023年12月の消費者調査では、1年先のインフレ期待が3カ月連続で低下し、21年1月以来の低い水準となった。ただ、上値は重い。中国不動産デベロッパーや影の銀行（シャドーバンキング）の債務問題、景況感悪化などが依然として不安視されている。
　主要銘柄の値上がり率は、聯想集団(レノボ・グループ：992/HK)が6.1％、京東健康(JDヘルス・インターナショナル：6618/HK)が3.2％、新奥能源HD(ENNエナジー：2688/HK)が2.8％、舜宇光学科技(サニー・オプティカル・テクノロジー(グループ)：2382/HK)が2.8％、周大福珠宝集団(チョウ・タイ・フック・ジュエリー・グループ：1929/HK)が2.6％など。


内容についてのお問い合わせは＜info@ashuir.com＞まで。