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2024/02/27 10:46

小反発、ハンセンは9.2ポイント高 無料記事

ハンセン指数           16643.95 +9.21 +0.06%
中国本土株指数(旧H株指数) 5732.15 +8.79 +0.15%
H科技(テック)指数       3428.92 +35.63 +1.05%

 27日の香港マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標のハンセン指数が3日ぶりに反発している。中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。向こう1年間の政策運営方針を決定する全国人民代表大会(全人代、国会に相当)は、3月5日に北京で開幕する。企業業績の改善もプラス。足元で公表された主要企業の決算は、増益や黒字転換が目立っている。ただ、上値は限定的。今週はあす28日に香港で政府予算案演説、3月1日に中国で官民が今年2月の製造業PMIが発表される予定だ。また、米国では、29日に金融政策に影響を与える米個人消費支出(PCE)コア指数(食品とエネルギーを除く)が公表される。様子見ムードも漂った。
 個別では、新興EV(電気自動車)メーカーの理想汽車(リ・オート:2015/HK)が16.9%高。同社は昨日引け後、2023年12月期(本決算)の純損益が黒字に転換したことを明らかにした。ほか、主要銘柄の値上がり率は、中電HD(CLPホールディングス:2/HK)が3.5%、比亜迪(BYD:1211/HK)が2.6%、創科実業(テクトロニック・インダストリーズ:669/HK)が2.1%、康師傅HD(ティンイー:322/HK)が2.1%など。


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