3日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時35分現在、主要指標の上海総合指数が前日比4.53ポイント（0.15％）安の3070.43ポイントと続落している。
　米長期金利の上昇が嫌気される流れ。米利下げの先送り観測を受け、昨夜の米債券市場では、米10年債利回りの上昇が続き、今年の最高水準で推移した。米中の金利差が拡大した場合、人民元安を助長する恐れもあると警戒されている。また、本土市場は4〜5日が清明節で休場となることもあり、買い手控え要因として意識された。
　主要銘柄の値下がり率は、重慶水務集団（601158/SH）が6.6％、鄭州宇通客車（600066/SH）が3.1％、富士康工業互聯網（601138/SH）が2.9％、華電国際電力（600027/SH）が1.6％、三六零安全科技（601360/SH）が1.4％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.24ポイント（0.09％）高の256.55ポイント、深センB株指数が0.08ポイント（0.01％）高の1095.30ポイントで推移している。


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