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2023/09/08 11:00

本土株:上海総合は0.2%安で続落、上海B株も0.2%安 無料記事

 8日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時35分現在、主要指標の上海総合指数が前日比5.08ポイント(0.16%)安の3117.27ポイントと続落している。
 前日の軟調地合いを継ぐ流れ。米金融引き締めの長期化や、中国景気の持ち直し遅れが引き続き売り材料視されている。人民元安の進行もネガティブ材料。中国人民銀行(中央銀行)は8日、人民元レートの対米ドル基準値を3日連続で元安方向に設定している。7日の上海外国為替市場では、対米ドルの人民元が一時、2007年12月以来の元安水準に達した。オフショア市場では、8日朝方も元安が進んでいる。ただ、下値は限定的。中国当局の景気支援スタンスが相場を支えている。
 主要銘柄の値下がり率は、中国海洋石油(600938/SH)が1.5%、中国石油天然気(601857/SH)が1.2%、エン鉱能源(600188/SH)が1.2%、三一重工(600031/SH)が1.1%、海爾智家(600690/SH)が1.0%など。
 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.43ポイント(0.18%)安の238.88ポイント、深センB株指数が1.41ポイント(0.12%)安の1138.55ポイントで推移している。
 なお、香港市場は前場の取引を停止。香港天文台は8日午前10時(現地時間)の時点で、暴雨警報で最高レベルの「黒色暴雨(ブラックレインストーム)警告」を維持している。規定に基づき、香港証券取引所は午前の取引を中止した。


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