5日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時35分現在、主要指標の上海総合指数が前日比15.71ポイント（0.52％）安の3007.20ポイントと続落している。
　前日の軟調地合いを継ぐ流れ。中国人民銀行（中央銀行）の資金吸収スタンスなどが引き続き重しとなっている。人民銀は5日、リバースレポ取引を通じ、満期分との差引で2050億人民元を市中から吸収した。人民銀は先週後半から、連日で市中から資金を吸収している。資金の流動性低下も警戒された。
　主要銘柄の値下がり率は、洛陽モリブデン（603993/SH）が3.7％、紫金鉱業集団（601899/SH）が3.3％、上海韋爾半導体（603501/SH）が1.5％、中国中鉄（601390/SH）が1.2％、中国平安保険（601318/SH）が1.1％など。
　外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.08ポイント（0.04％）安の227.33ポイント、深センB株指数が1.91ポイント（0.18％）高の1070.94ポイントで推移している。


内容についてのお問い合わせは＜info@ashuir.com＞まで。