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2023/12/12 11:01

本土株:上海総合は0.2%安で反落、上海B株も0.2%安 無料記事

 12日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時35分現在、主要指標の上海総合指数が前日比6.37ポイント(0.21%)安の2985.07ポイントと3日ぶりに反落している。
 様子見ムードが漂う流れ。中国では今週15日、11月の重要経済統計(小売売上高や鉱工業生産など)が公表される。また、翌年の経済政策方針を決める中国の重要会議「中央経済工作会議」は、11日に開幕したもよう。12日に終了する見通しだ。結果を見極めたいとするスタンスが強まった。もっとも、下値は限定的。当局の相場テコ入れ期待が続いている。「国家隊」と呼ばれる政府系ファンド、中国国新控股有限責任公司は今月に入り、ハイテク系中央企業で構成されるインデックスファンドを連日で買い増しているもよう。また、主要企業が相次ぎ自社株買いや大株主による買い増しを発表している。
 主要銘柄の値下がり率は、宝山鋼鉄(600019/SH)が3.2%、上海書爾半導体(603501/SH)が1.4%、紫金鉱業集団(601899/SH)が1.3%、仏山市海天調味食品(603288/SH)が1.0%、中国人民保険集団(601319/SH)が1.0%など。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.39ポイント(0.17%)安の229.43ポイント、深センB株指数が0.42ポイント(0.04%)高の1078.66ポイントで推移している。


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