ハンセン指数 　 　 　　　　　　17924.96 　 +260.23 +1.47％
中国本土株指数（旧H株指数） 6146.13 　 +93.62 +1.55％
H科技（テック）指数 　　　　　 3968.70 　 +94.03 +2.43％

　11日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が5日続伸している。内外環境の改善で投資家心理が上向く流れ。外電は10日、消息筋情報として、経済成長目標の達成に向け、中国政府が新たな景気刺激策の準備を進めているもよう――と報じた。報道によれば、2023年財政赤字の拡大を容認することを検討しており、少なくとも1兆人民元（約20兆4000億円）の国債を追加発行することも考えているという。他方、米国では利上げ休止の観測が強まる状況。アトランタ連銀のボスティック総裁は10日、現在の金融政策は十分に抑制的だとして、「当局はこれ以上政策金利を引き上げる必要はない」と講演で述べた。米債券市場では、米10年債利回りが急低下している。
　主要銘柄の値上がり率は、舜宇光学科技(サニー・オプティカル・テクノロジー：2382/HK)が5.5％、李寧(リーニン：2331/HK)が4.4％、信義光能HD(シンイ・ソーラー・ホールディングス：968/HK)が4.0％、京東健康(JDヘルス・インターナショナル：6618/HK)が3.2％、薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス：2269/HK)が2.9％など。


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