19日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前日比26.49ポイント（0.87％）安の3032.22ポイントと続落している。
　前日の軟調地合いを次ぐ流れ。中国の景気不安が意識されている。前日公表された経済指標では、今年第3四半期（7〜9月）の国内総生産（GDP）成長率や9月の小売売上高は予想を上回ったものの、都市部の1〜9月固定資産投資は予想を下回り、9月の不動産開発投資は減少率が拡大した。また、米長期金利の上昇や半導体を巡る米中対立、中東地域の地政学リスクなども重しとなっている。
　主要銘柄の値下がり率は、貴州茅台酒（600519/SH）が4.5％、宝山鋼鉄（600019/SH）が2.9％、長城汽車（601633/SH）が1.8％、富士康工業互聯網（601138/SH）が1.4％、中国工商銀行（601398/SH）が1.2％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.55ポイント（0.24％）安の224.44ポイント、深センB株指数が3.32ポイント（0.31％）安の1067.12ポイントで推移している。


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