6日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時38分現在、主要指標の上海総合指数が前日比2.05ポイント（0.07％）安の3045.74ポイントと5日ぶりに反落している。
　指標発表前に買いが手控えられる流れ。中国ではあす7日に2月の貿易統計、8日に同月の物価統計が公表される予定だ。ただ、下値は限定的。中国の政策に対する期待感が続いている。前日開幕した向こう1年間の政策運営方針を決定する全国人民代表大会（全人代、国会に相当）は来週11日まで開催される。関係各所が徐々に具体的な政策を明らかにする見通しだ。
　主要銘柄の値下がり率は、江蘇長電科技（600584/SH）が4.5％、安徽江淮汽車集団（600418/SH）が3.1％、富士康工業互聯網（601138/SH）が2.2％、保利発展控股集団（600048/SH）が1.1％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.65ポイント（0.25％）高の265.52ポイント、深センB株指数が1.24ポイント（0.12％）高の1075.66ポイントで推移している。


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