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2023/11/20 10:43

反発、ハンセンは118ポイント高 無料記事

ハンセン指数           17572.26 +118.07 +0.68%
中国本土株指数(旧H株指数) 6026.41 +51.94 +0.87%
H科技(テック)指数       4019.38 +39.23 +0.99%

 週明け20日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が3日ぶりに反発している。米長期金利の低下基調が相場を支える流れ。足元でインフレ沈静化を示唆する米経済データが相次ぐ中、先週末の米債券市場では、米10年債利回りが一時、約2カ月ぶりの低水準を付けた。
 なお、中国人民銀行(中央銀行)は朝方、実質的な政策金利となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」を発表。事前予想通り、1年物、5年物いずれも現行水準(それぞれ3.45%、4.20%)に据え置かれた。
 主要銘柄の値上がり率は、中国中信(CITIC:267/HK)が3.3%、網易(ネットイース:9999/HK)が2.6%、信義光能HD(シンイ・ソーラー・ホールディングス:968/HK)が2.2%、龍湖集団HD(ロンフォー・グループ・ホールディングス:960/HK)が2.2%、京東集団(JDドットコム:9618/HK)が2.2%など。
 他方、ハンセン指数の構成銘柄に新規採用された理想汽車(リ・オート:2015/HK)が1.6%高、無錫薬明康徳新薬開発(ウーシー・アプテック:2359/HK)が1.2%高で推移している。株価指数を算出するハンセン・インデックシズ(HSI)は17日引け後、四半期ごとに行っている指数構成銘柄の定期見直しの結果を発表し、ハンセン指数構成銘柄に上記2銘柄を新規採用した。除外銘柄はなし。これにより、ハンセン指数の構成銘柄は80→82に増加する運びだ(入れ替えは12月4日に発効)。


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