23日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時37分現在、主要指標の上海総合指数が前日比5.92ポイント（0.20％）高の2994.27ポイントと8日続伸している。
　前日までの好地合いを継ぐ流れ。中国の政策動向が引き続き支援材料だ。当局は相場支援スタンスを強めているほか、全国人民代表大会（全人代、国会に相当）の開幕3月5日が視野に入ってきたことで、追加の経済対策に対する期待感も高まっている。ただ、指数は昨年12月12日以来、約2カ月半ぶりの高値水準を回復したとあって、上値を買い進む動きは限定された。
　主要銘柄の値上がり率は、特変電工（600089/SH）が2.2％、隆基緑能科技（601012/SH）が1.8％、中遠海運HD（601919/SH）が1.8％、富士康工業互聯網（601138/SH）が1.6％、中国建築（601668/SH）が1.1％など。
　外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.66ポイント（0.26％）高の254.47ポイント、深センB株指数が1.92ポイント（0.18％）高の1051.95ポイントで推移している。


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