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2023/12/18 10:39

反落、ハンセンは124ポイント安 無料記事

ハンセン指数           16667.87 -124.32 -0.74%
中国本土株指数(旧H株指数) 5658.58 -41.81 -0.73%
H科技(テック)指数       3751.09 -29.60 -0.78%

 週明け18日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が3日ぶりに反落している。中国景気の先行き不安が改めて意識される流れ。15日に集中して公表された11月の経済統計は、不動産関連など一部を除き概ね良好だったものの、アナリストの一部からは、「新型コロナウイルス禍の混乱を受けたベース効果の影響も大きく、中国景気の持ち直しを確認するには至らない」と指摘された。先ごろ公表された11月の消費者物価指数(CPI)がマイナス幅を拡大し、下落率は2020年11月以来、3年ぶりの大きさを記録するなど内需の弱さも際立っている。また、18日朝方の米債券市場で、米10年債利回りの低下が一服していることもマイナス材料となった。
 主要銘柄の値下がり率は、海爾智家(ハイアール・スマート・ホーム:6690/HK)が3.3%、新奥能源HD(ENNエナジー:2688/HK)が2.8%、華潤万象生活(チャイナ・リソーシズ・ミックスシー・ライフスタイル・サービシズ:1209/HK)が2.8%、中国蒙牛乳業(チャイナ・モンニウ・デイリー:2319/HK)が2.8%、龍湖集団HD(ロンフォー・グループ・ホールディングス:960/HK)が2.7%など。


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