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2023/11/03 10:55

本土株:上海総合は0.3%高で反発、上海B株は0.2%高 無料記事

 3日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前日比8.71ポイント(0.29%)高の3018.11ポイントと反発している。
 米金利低下が支えとなる流れ。昨夜の米債券市場では、金融引き締め長期化の警戒感が後退する中、米10年債利回りの低下が続き、約3週ぶりの低い水準に達した。米中関係の改善期待もプラス。中国外交部の汪文斌・副報道局長は2日の記者会見で、米中両国は来週、米首都ワシントンで高官級の核軍縮協議を開くことを明らかにした。それより先、米中両国は、11月に米国で開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳会議に合わせ、バイデン米大統領と中国の習近平・国家主席が対面会談することで原則合意したと発表している。
 主要銘柄の値上がり率は、上海韋爾半導体(603501/SH)が1.9%、海瀾之家(600398/SH)が1.8%、陝西煤業(601225/SH)が1.7%、方正証券(601901/SH)が1.2%、洛陽モリブデン(603993/SH)が1.1%など。
 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.52ポイント(0.23%)高の228.26ポイント、深センB株指数が0.45ポイント(0.04%)高の1041.08ポイントで推移している。


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