ハンセン指数 　 　 　24514.54　 +508.09 +2.12％
中国本土株指数（旧H株指数） 9863.42 +190.82　 +1.97％
レッドチップ指数 3778.14 +79.58 +2.15％

　17日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が3日ぶりに反発している。外部環境の改善で買われる展開。トランプ米大統領は日本時間17日朝方、米経済活動再開に向けた3段階の指針を公表した。一部の州では、1カ月後に事業や学校が再開できるとの認識を示している。また、米メディアは日本時間17日早朝、ギリアド・サイエンシズの抗ウイルス薬「Remdesivir（レムデシビル）」の投与により、新型コロナ患者が続々と快復に向かった――と報じた。時間外取引のNYダウ先物が大幅上昇した流れを香港でも継いでいる。ハンセン指数の構成銘柄は、全面高でスタートした。
　主要銘柄の値上がり率は、金沙中国(サンズ・チャイナ：1928/HK)が8.4％、銀河娯楽集団(ギャラクシー・エンターテインメント：27/HK)が6.9％、申洲国際集団HD(2313/HK)が6.9％、創科実業(テクトロニック・インダストリーズ：669/HK)が4.2％、舜宇光学科技(2382/HK)が3.7％など。
　なお、中国国家統計局は本日の取引時間中（日本時間午前11時ごろ）、今年1〜3月GDP成長率と3月の各種経済統計（小売売上高や鉱工業生産など）を公表する。


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