8日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時37分現在、主要指標の上海総合指数が前日比4.97ポイント（0.17％）高の2971.18ポイントと5日ぶりに反発している。
　自律反発狙いの買いが優勢となる流れ。上海総合指数は前日まで4日続落し、10月24日以来の安値水準を切り下げていた。ただ、上値は重い。中国経済の先行き不透明感がくすぶっている。また、米中の指標発表も気がかりだ。米国では11月の雇用統計が今夜（日本時間午後10時30分）、中国では同月の物価統計があす9日に予定されている。
　主要銘柄の値上がり率は、用友網絡科技（600588/SH）が3.7％、深セン市燃気集団（601139/SH）が3.2％、中国国際航空（601111/SH）が2.3％、富士康工業互聯網（601138/SH）が2.2％、曙光信息産業（603019/SH）が1.5％など。
　外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.07ポイント（0.47％）高の228.32ポイント、深センB株指数が0.41ポイント（0.04％）高の1073.38ポイントで推移している。


内容についてのお問い合わせは＜info@ashuir.com＞まで。