ハンセン指数 　 　 　　　　　　17813.49 +416.63 +2.39％
中国本土株指数（旧H株指数） 6106.81 +142.27 +2.39％
H科技（テック）指数 　　　　　 4069.19 +117.44 +2.97％

　15日の香港マーケットは、日本時間の午前10時32分現在、主要指標のハンセン指数が反発している。前日の米株高が支え。10月の米消費者物価指数（CPI）上昇率が市場予想以下にとどまる中、米追加利上げ観測が後退した。米長期金利の低下も追い風となっている。
　中国では政策期待が高まる状況。外電は14日、中国人民銀行（中央銀行）が不動産市場の支援策として、少なくとも1兆人民元（約20兆7000億円）の低金利資金を都市部の再開発や保障性住宅の建設に投入する方針――などと伝えた。
　ただ、重要イベントを前に上値は重い。この後発表される中国の10月経済指標に注目が集まる。また、米サンフランシスコで15日（日本時間16日未明）に予定される米中首脳会談でサプライズはあるか、投資家の注目が高まっている。
　主要銘柄の値上がり率は、龍湖集団HD（ロンフォー・グループ・ホールディングス：960/HK）が7.0％、信義光能HD（シンイ・ソーラー・ホールディングス：968/HK）が5.7％、薬明生物技術（ウーシー・バイオロジクス：2269/HK）が5.2％、舜宇光学科技（サニー・オプティカル・テクノロジー：2382/HK）が4.6％など。


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