16日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前日比10.73ポイント（0.35％）安の3046.65ポイントと反落している。
　指標発表前に買いが手控えられる流れ。中国では本日の取引時間中（日本時間11時ごろ）に、3月の小売売上高や鉱工業生産、第1四半期のGDP成長率などが公表される。注目のGDP成長率に関しては、前四半期（5.2％）を下回る4.8％で着地すると予想された。また、米長期債利回りの上昇基調や、中東地域の地政学リスクも投資家のセンチメントを重くしている。
　主要銘柄の値下がり率は、国電電力発展（600795/SH）が3.4％、福莱特玻璃集団（601865/SH）が2.9％、鄭州宇通客車（600066/SH）が2.7％、富士康工業互聯網（601138/SH）が2.4％、山西杏花村フェン酒（600809/SH）が1.2％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.07ポイント（0.03％）高の257.14ポイント、深センB株指数が0.45ポイント（0.04％）高の1076.98ポイントで推移している。


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