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2024/01/09 11:01

本土株:上海総合は0.1%高で4日ぶり反発、深センB株は0.03%安 無料記事

 9日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時39分現在、主要指標の上海総合指数が前日比3.36ポイント(0.12%)高の2890.90ポイントと4日ぶりに反発している。
 自律反発狙いの買いが優勢となる流れ。上海総合指数はこのところ下落基調を強め、前日は2022年4月以来の安値を付けていた。値ごろ感も着目されている。また、中国10年債利回りの低下を背景に、金融緩和の観測が流れていることも改めて好材料として意識された。ただ、上値は限定的。中国不動産デベロッパーや影の銀行(シャドーバンキング)の債務問題、景況感悪化などが依然として不安視されている。
 主要銘柄の値上がり率は、中国旅遊集団中免(601888/SH)が5.0%、富士康工業互聯網(601138/SH)が3.1%、上海錦江国際酒店発展(600754/SH)が2.4%、薬明康徳(603259/SH)が1.6%など。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が8.28ポイント(3.59%)安の222.36ポイント、深センB株指数が0.31ポイント(0.03%)安の1058.74ポイントで推移している。


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