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2024/03/22 10:58

本土株:上海総合は0.2%安で続落、上海B株は0.4%安 無料記事

 22日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時35分現在、主要指標の上海総合指数が前日比6.67ポイント(0.22%)安の3070.44ポイントと続落している。
 前日の軟調地合いを継ぐ流れ。中国発の新規材料に乏しい中、戻り売りが続いている。指数は2月に入ってから急ピッチに上昇し、足元では約5カ月ぶりの高値水準で推移していた。また、米中対立の警戒感がくすぶっていることもマイナス材料視されている。ただ、上値は限定的。中国の経済対策に対する期待感が支えだ。中国人民銀行(中央銀行)の宣昌能・副総裁は21日の記者会見で、「預金準備率を引き下げる余地はまだある」と述べ、金融緩和を一段と進める方針を示している。
 主要銘柄の値下がり率は、無錫薬明康徳新薬開発(603259/SH)が2.8%、中国海洋石油(600938/SH)が2.3%、中国平安保険(601318/SH)が2.2%、保利発展控股集団(600048/SH)が2.0%、中信銀行(601998/SH)が1.9%など。
 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.90ポイント(0.35%)安の255.03ポイント、深センB株指数が1.07ポイント(0.10%)高の1090.82ポイントで推移している。


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