12日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前日比23.72ポイント（0.77％）高の3102.68ポイントと続伸している。
　当局の株価対策が期待される流れ。「国家隊」と呼ばれる中国の政府系投資会社、中央匯金投資は11日、4大国有銀行のA株を買い増している。中央匯金投資がさらに、向こう6カ月内に流通市場で一段の買い増しを続ける方針を示す中、下値不安も薄らいだ。
　主要銘柄の値上がり率は、中国人寿保険（601628/SH）が2.7％、中国農業銀行（601288/SH）が2.2％、中国工商銀行（601398/SH）が2.1％、中国銀行（601988/SH）が2.1％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.99ポイント（0.43％）高の233.86ポイント、深センB株指数が3.37ポイント（0.31％）高の1098.29ポイントで推移している。


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