2024/01/22 10:57
本土株:上海総合は0.3%安で続落、深センB株は横ばい
週明け22日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前営業日比8.08ポイント(0.29%)安の2824.20ポイントと続落している。
前週末の軟調地合いを継ぐ流れ。中国経済の先行き不安が依然としてくすぶる中、本土マネーの流出も警戒されている。株式相互取引スキームを通じたノースバウンド取引(香港→本土)では、19日まで6日連続で本土株の売り越しとなった。中国政府が景気支援スタンスを強めるとの期待は根強いものの、一段の具体的な政策が打ち出されないことも不安視されている。また、米中関係の悪化なども警戒された。
ただ、下値は限定的。指数が20年5月以来の安値水準で推移する中、値ごろ感も着目されている。一方、朝方公表された実質的な政策金利となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」に関しては、予想通り1年物、5年物いずれも現行水準(それぞれ3.45%、4.20%)に据え置かれた。
主要銘柄の値下がり率は、保利発展控股集団(600048/SH)が3.5%、中国国際航空(601111/SH)が2.9%、通威(600438/SH)が1.6%、中国旅遊集団中免(601888/SH)が1.2%など。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.45ポイント(0.20%)高の224.80ポイント、深センB株指数が0.03ポイント(0.00%)高の1018.86ポイントで推移している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
前週末の軟調地合いを継ぐ流れ。中国経済の先行き不安が依然としてくすぶる中、本土マネーの流出も警戒されている。株式相互取引スキームを通じたノースバウンド取引(香港→本土)では、19日まで6日連続で本土株の売り越しとなった。中国政府が景気支援スタンスを強めるとの期待は根強いものの、一段の具体的な政策が打ち出されないことも不安視されている。また、米中関係の悪化なども警戒された。
ただ、下値は限定的。指数が20年5月以来の安値水準で推移する中、値ごろ感も着目されている。一方、朝方公表された実質的な政策金利となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」に関しては、予想通り1年物、5年物いずれも現行水準(それぞれ3.45%、4.20%)に据え置かれた。
主要銘柄の値下がり率は、保利発展控股集団(600048/SH)が3.5%、中国国際航空(601111/SH)が2.9%、通威(600438/SH)が1.6%、中国旅遊集団中免(601888/SH)が1.2%など。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.45ポイント(0.20%)高の224.80ポイント、深センB株指数が0.03ポイント(0.00%)高の1018.86ポイントで推移している。
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