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2023/09/11 11:01

本土株:上海総合は0.4%高で反発、深センB株は0.01%安 無料記事

 週明け11日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前営業日比11.32ポイント(0.36%)高の3128.04ポイントと3日ぶりに反発している。
 人民元安の一服が好感される流れ。中国人民銀行(中央銀行)は11日、人民元レートの対米ドル基準値を4日ぶりに元高方向で設定した。11日の外国為替市場では、対米ドルの人民元が元高に転じて推移している。過度なデフレ懸念も後退。9日に公表された8月の物価統計では、消費者物価指数(CPI)が前年同月比で0.1%上昇し、3カ月ぶりにプラスを回復した。生産者物価指数(PPI)はマイナス率が3.0%にとどまり、前月実績(マイナス4.4%)から下落率が鈍化している。
 主要銘柄の値上がり率は、江蘇恒瑞医薬(600276/SH)が4.3%、上海電気集団(601727/SH)が3.2%、中国人民保険集団(601319/SH)が1.4%、中国石油化工(600028/SH)が1.3%、中国神華能源(601088/SH)が1.2%など。
 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.75ポイント(0.32%)安の236.18ポイント、深センB株指数が0.08ポイント(0.01%)安の1138.95ポイントで推移している。


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