ハンセン指数 　 　 　　　　　　16132.03 -23.58 -0.15％
中国本土株指数（旧H株指数） 5472.29 -12.59 -0.23％
H科技（テック）指数 　　　　　 3233.12 -19.97 -0.61％

　20日の香港マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標のハンセン指数が続落している。朝高の後に売られる流れ。米中関係の悪化懸念や、米長期債利回りの上昇などが重しとなっている。ただ、下値は限定的。中国の金融政策が好感されている。寄り付き前に公表された中国の最優遇貸出金利「ローンプライムレート（LPR）」に関しては、銀行貸出の指標となる1年物LPRが引き下げ予想に反して3.45％に据え置かれたものの、住宅ローン金利の指標となる5年物LPRが4.20→3.95％と予想（4.10％）以上に引き下げられた。恩恵のある不動産関連株などには買いが先行している。
　主要銘柄の値下がり率は、信義光能HD(シンイ・ソーラー・ホールディングス：968/HK)が2.6％、比亜迪(BYD：1211/HK)が2.4％、金沙中国(サンズ・チャイナ：1928/HK)が2.1％、李寧(リーニン：2331/HK)が2.1％、周大福珠宝集団(チョウ・タイ・フック・ジュエリー・グループ：1929/HK)が2.0％など。


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