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2023/11/30 11:03

本土株:上海総合は0.1%安で続落、深センB株は0.2%安 無料記事

 30日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時43分現在、主要指標の上海総合指数が前日比1.76ポイント(0.06%)安の3019.93ポイントと続落している。
 中国景況感の悪化が嫌気される流れ。朝方公表された11月の中国製造業PMIは49.4に低下し、予想(49.8)に反し前月実績(49.5)を下回った。景況判断の境目となる50を前月に続き割り込んでいる。影の銀行(シャドーバンキング)の債務問題や、不動産支援策実行に対する不透明感なども引き続き売り材料視された。「当局は経済対策を強める」との期待感で指数はプラス圏に浮上する場面がみられたものの、結局、安く推移している。
 主要銘柄の値下がり率は、彩虹顕示器件(600707/SH)が4.6%、上海張江高科技(600895/SH)が3.5%、江蘇長電科技(600584/SH)が1.6%、長城汽車(601633/SH)が1.4%、上海韋爾半導体(603501/SH)が1.3%など。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.18ポイント(0.08%)安の230.33ポイント、深センB株指数が1.94ポイント(0.18%)安の1077.43ポイントで推移している。


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