春節（旧正月）連休明け19日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前営業日比1.90ポイント（0.07％）高の2867.81ポイントと4日続伸している。
　投資家心理が上向く流れ。春節連休中の連休中の中国では、レジャー消費や人の移動が活発化した。低迷する国内消費が持ち直しの兆し――との見方も広がっている。また、当局の相場支援スタンスも引き続き材料視された。ただ、上値は重い。中国不動産業の債務問題や、米中関係の悪化などが懸念されている。
　主要銘柄の値上がり率は、上海錦江国際酒店発展（600754/SH）が8.8％、富士康工業互聯網（601138/SH）が8.0％、中遠海運能源運輸（600026/SH）が4.1％、中国旅遊集団中免（601888/SH）が3.2％、無錫仏山市海天調味食品（603288/SH）が2.3％など。
　外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.60ポイント（0.64％）高の250.98ポイント、深センB株指数が10.03ポイント（0.99％）高の1026.75ポイントで推移している。


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