18日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前日比5.35ポイント（0.17％）高の3169.09ポイントと続伸している。
　前日の好地合いを継ぐ流れ。中国経済対策の期待感が相場を支えている。中国人民銀行（中央銀行）は17日、第2四半期（4〜6月）の「貨幣政策執行報告」を発表。マクロ経済政策の調整を強化し、潤沢な流動性と人民元相場の安定を維持する方針を示した。人民元安進行の警戒感も後退。外電は17日、「足元で対米ドルでの人民元安が加速するなか、中国当局が国有銀行に対し、外国為替市場への介入を強化するよう指示したもよう」と報じた。中国人民銀行（中央銀行）は18日、人民元レートの対米ドル基準値を6営業日ぶりに元高方向で設定（予想以上の元高水準）。外国為替市場では、人民元高・米ドル安が急速に進んでいる。
　主要銘柄の値上がり率は、中国人寿保険（601628/SH）が3.4％、中信証券（600030/SH）が2.7％、中遠海運HD（601919/SH）が1.5％、安徽海螺セメント（600585/SH）が1.4％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.12ポイント（0.05％）高の263.66ポイント、深センB株指数が1.57ポイント（0.13％）高の1168.58ポイントで推移している。


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