ハンセン指数 　 　 　　　　　　17922.51 　-406.79 -2.22％
中国本土株指数（旧H株指数） 6141.60 　-131.26 -2.09％
H科技（テック）指数 　　　　　 4032.03 　 -94.10 -2.28％

　17日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が5日続落している。投資家心理が悪化する流れ。米金利の上昇や人民元安の進行などが嫌気されている。米連邦公開市場委員会（FOMC）議事要旨（7月25〜26日開催分）により、インフレ上振れの可能性を大半のメンバーが指摘していたことが判明し、昨夜の米債券市場では米10年債利回りが急上昇した（一時、10カ月ぶりの高水準）。また、17日の外国為替市場では、対米ドルの人民元が一時、昨年10月以来の安値を付けている。中国の景気懸念も重し。7月の経済指標が総じて市場予想を下回る着地となるなか、複数の証券ブローカーが中国経済の先行きに慎重な見方を示している。2023年に「5.0％前後」の国内総生産（GDP）成長を確保するとの当局目標について、「達成は困難」との見方が広がる状況だ。
　ハンセン指数の構成銘柄は全面安の商状。個別銘柄の値下がり率は、東方海外(オリエント・オーバーシーズ：316/HK)が5.8％、中升集団HD(ヂョンシェン・グループ・ホールディングス：881/HK)が4.4％、龍湖集団HD(ロンフォー・グループ・ホールディングス：960/HK)が4.1％、京東集団(JDドットコム：9618/HK)が4.0％、碧桂園服務HD(カントリー・ガーデン・サービシズ・ホールディングス：6098/HK)が3.9％など。


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