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2023/12/11 10:55

本土株:上海総合は1.2%安で反落、深センB株は0.4%安 無料記事

 週明け11日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前営業日比36.24ポイント(1.22%)安の2933.31ポイントと反落している。
 中国経済の先行き不透明感が強まる流れ。デフレ進行を受け、消費活動の弱さが改めて意識されている。9日に中国で公表された11月の物価統計は、消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)がそろってマイナス幅を拡大した。なかでもCPIの下落率は2020年11月以来、3年ぶりの大きさとなっている。それより先、7日発表の貿易統計は、人民元建て輸出がプラス成長を回復したものの、輸入の伸びが大幅に鈍化した。
 主要銘柄の値下がり率は、中国石油化工(600028/SH)が2.4%、上海書爾半導体(603501/SH)が2.2%、中国銀行(601988/SH)が2.0%、内蒙古伊利実業集団(600887/SH)が1.8%、貴州茅台酒(600519/SH)が1.7%など。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.24ポイント(0.10%)安の228.61ポイント、深センB株指数が4.05ポイント(0.38%)安の1069.10ポイントで推移している。


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