7日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前日比11.33ポイント（0.36％）安の3146.74ポイントと反落している。
　米金利高が嫌気される流れ。インフレ高止まりの警戒感が続く中、昨夜の米債券市場では米10年債利回りが連日で上昇した。外国為替市場では、対米ドルの人民元が下落基調で推移している。中国本土からの資金流出が懸念される状況だ。また、中国では本日、今年8月の貿易統計が公表される。結果を見極めたいとするスタンスも買い手控えにつながった。
　主要銘柄の値下がり率は、富士康工業互聯網（601138/SH）が2.4％、江蘇長電科技（600584/SH）が1.8％、新華人寿保険（601336/SH）が1.7％、中国旅遊集団中免（601888/SH）が1.1％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.57ポイント（0.24％）安の240.62ポイント、深センB株指数が0.36ポイント（0.03％）安の1147.64ポイントで推移している。


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