2023/11/10 11:02
本土株:上海総合は0.5%安で反落、上海B株は0.7%安
10日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時38分現在、主要指標の上海総合指数が前日比14.63ポイント(0.48%)安の3038.65ポイントと反落している。
前日の米株安が重し。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が追加利上げに言及したことで、金融引き締めの長期化懸念が浮上。米長期金利も上昇するなか、9日の米株市場は下落した。
また、来週の重要イベントを前に手控えムードも強い。中国では15日に10月の小売売上高、鉱工業生産などが発表される予定だ。一方、外電が9日、株式相場の安定策として、ヘッジファンドによる高レバレッジの株式取引を制限するよう中国当局がブローカーに求めた――と報じたものの、相場への影響は限定的となっている。
主要銘柄の値下がり率は、四川長虹(600839/SH)が3.8%、中芯国際集成電路製造(SMIC:688981/SH)が2.6%、中国平安保険(601318/SH)が2.2%など。うちSMICに関しては、前日発表のさえない決算が嫌気されている。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.52ポイント(0.66%)安の228.45ポイント、深センB株指数が2.55ポイント(0.24%)安の1066.98ポイントで推移している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
前日の米株安が重し。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が追加利上げに言及したことで、金融引き締めの長期化懸念が浮上。米長期金利も上昇するなか、9日の米株市場は下落した。
また、来週の重要イベントを前に手控えムードも強い。中国では15日に10月の小売売上高、鉱工業生産などが発表される予定だ。一方、外電が9日、株式相場の安定策として、ヘッジファンドによる高レバレッジの株式取引を制限するよう中国当局がブローカーに求めた――と報じたものの、相場への影響は限定的となっている。
主要銘柄の値下がり率は、四川長虹(600839/SH)が3.8%、中芯国際集成電路製造(SMIC:688981/SH)が2.6%、中国平安保険(601318/SH)が2.2%など。うちSMICに関しては、前日発表のさえない決算が嫌気されている。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.52ポイント(0.66%)安の228.45ポイント、深センB株指数が2.55ポイント(0.24%)安の1066.98ポイントで推移している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。