2023/11/01 10:57
本土株:上海総合は0.2%高で反発、深センB株は0.4%高
11月1日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前日比5.79ポイント(0.19%)高の3024.56ポイントと反発している。
中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。前日公表された10月の中国製造業PMIが予想外の縮小となる中、市場からは「景気不安は経済対策につながる」との声が聞かれた。市場では、第4四半期に預金準備率が引き下げられるとの観測も浮上している。また、5年に1度の中央金融工作会議が10月30〜31日に開催され、流動性の確保と融資コストの引き下げに尽力することが確認された。不動産融資を巡り、金融システムの健全性を点検する仕組みを構築することも決定されている。ただ、上値は重い。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を現地時間1日(日本時間2日未明)に控え、金融政策動向を見極めたいとするスタンスも強まっている。
主要銘柄の値上がり率は、貴州茅台酒(600519/SH)が6.4%、山西杏花村フェン酒(600809/SH)が3.5%、ショウ州片仔コウ薬業(600436/SH)が2.0%、北京同仁堂(600085/SH)が1.4%、三安光電(600703/SH)が1.0%など。
一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.44ポイント(0.19%)高の230.46ポイント、深センB株指数が4.30ポイント(0.41%)高の1059.59ポイントで推移している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。前日公表された10月の中国製造業PMIが予想外の縮小となる中、市場からは「景気不安は経済対策につながる」との声が聞かれた。市場では、第4四半期に預金準備率が引き下げられるとの観測も浮上している。また、5年に1度の中央金融工作会議が10月30〜31日に開催され、流動性の確保と融資コストの引き下げに尽力することが確認された。不動産融資を巡り、金融システムの健全性を点検する仕組みを構築することも決定されている。ただ、上値は重い。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を現地時間1日(日本時間2日未明)に控え、金融政策動向を見極めたいとするスタンスも強まっている。
主要銘柄の値上がり率は、貴州茅台酒(600519/SH)が6.4%、山西杏花村フェン酒(600809/SH)が3.5%、ショウ州片仔コウ薬業(600436/SH)が2.0%、北京同仁堂(600085/SH)が1.4%、三安光電(600703/SH)が1.0%など。
一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.44ポイント(0.19%)高の230.46ポイント、深センB株指数が4.30ポイント(0.41%)高の1059.59ポイントで推移している。
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